Jungo社、QoSと最新オフィスサーバ用モジュール
DSLHome TR-69を備えたGateway Software Suiteのバージョン 4.0をリリース
OpenRG v4.0、OpenSMB v4.0の利用で、自宅・オフィスでのマルチプレイサービスの開発が可能に
2005年8月9日、サンカリフォルニア州サンノゼでの記事
レジデンシャル、SOHO、SMB向けのゲートウェイ用ソフトを提供している主要企業Jungo社は、OpenRG と OpenSMBのバージョン4.0のリリースを発表した。この製品は、ブロードバンド用CPE (Customer Premise Equipment: 顧客宅内機器)の開発者向けに、新しいテクノロジーのモジュールを提供する。
Jungo社は、これまでマーケット先導型の製品であるOpenRGおよびOpenSMBを提供しているが、今回のバージョンv4.0では、マルチサービス・ゲートウェイの開発に必要とされるモジュール、機能、ハードウェアプラットホームを備えることで強化をはかる。バージョン4.0は、新しくQoSをサポートするモジュールを追加し、リモートDSLHome TR-069により管理の操作性を高めており、ウィルスやスパムメールに対する管理サービス、「オフィス・イン・ボックス(Office-in-a-box)」型のプラットホームに対応する高度なオフィスサーバ、ダイナミックな多言語サポートを備えている。Jungoの顧客がモジュールを開発し、将来的にデバイス上で簡単に使用できるようにOpenRGやOpenSMBに統合すれば、それらのモジュールは、すべてリモートで更新しゲートウェイに配置することが可能となる。
JungoのQoSのメカニズムは、E2E型のQoSソリューションを提供し、自宅、オフィスのどちらでも、音声、ビデオ、高速データアプリケーションを展開することを可能にする。このQoSのメカニズムを利用すれば、ホームユーザー対して、VoIPテレフォニ、放送ビデオ、IPTV、ペイパービュー(PPV)、VoD、オンラインゲームのようなサービスアプリケーションを配信することが可能となり、またオフィスユーザに対しては、既存のブロードバンドのインフラを介し、IP電話やテレビ会議を可能にする。このようなサービスの配信が可能となれば、サービスプロバイダーにとっては、新たな財源の獲得、ARPUの増大、サービスの差別化、顧客離れ回避が期待できる。
Jungo社のCEO、Ofer Vilenskiはこう言っている。「私たちは、ブロードバンドを操作する側からエンドユーザにサービスを配信する方法が、グローバルに変化しているのを目にしている。つまり、モデムを介した不自由な(dumpな)データパイプを使う配信方法から、完全な機能を備えたレジデンシャル・ゲートウェイを提供し、DSL配信のテレビやVoIPといったサービスをもたらす複合的な収益を持った方法へと移行している。「中小規模のビジネス市場においては、「オールインワン」型のオフィスルータへの移行を進めている。これには、ファイヤウォール、VPN、QoS、オフィスサーバなど中小企業のITのニーズを満たすためのギアが備えられている。弊社のバージョン4.0は、このような市場のことを考慮した製品であり、私たちの顧客は、マルチサービス用レジデンシャル・ゲートウェイと中小企業用サーバを構築できるようになる」。
OpenRGとOpenSMBは、ウィルスやスパムメールに対処するためのモジュールを搭載しており、ウィルス、ワーム、スパムメールなど非生産的なコンテンツから企業・個人を守る働きをする。またJungo社は、企業向けデジタルセキュリティのソリューションの分野で活躍するAladdin 社(NASDAQ: ALDN)と協力し、自宅、SOHO、SMB向けに、ゲートウェイレベルのEメールフィルタリングのターンキータイプのサービスを特別設計し提供する。このEメールフィルタリングは、企業レベルのセキュリティをホームユーザや中小企業ユーザ向けに提供することで、すべてのメールボックスの集中管理・保護をするウィルスやスパムメールは、ネットワーク内でブロックされるため、顧客の機器内には侵入できない。
今回の新しいバージョンは、ダイナミックな多言語サポートも備えている。OpenRGやOpenSMBが持つ高度な管理・制御モジュールの一部として利用するもので、ウェブベースの管理用ユーザインタフェース言語として、英語、中国語(繁体字中国語)、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ロシア語、スペイン語、ヘブライ語をサポートしており、ランタイムで言語を選択することができる。
OpenRGの新しいモジュールTR-069は、現在利用できるモジュールの中では、唯一、独立型のソフトウェア・ソリューションである。このモジュールは、レジデンシャル・ゲートウェイ用のデバイスの標準リモート管理を可能とするもので、サービスプロバイダーは、その中心拠点から顧客のCPEを自動的に設定し、リモートで管理することが可能となる。そのため出張サービスやオンサイトでのトラブルシューティングに関連したコストを低減することができる。Jungo社のTR-069モジュールは、マネジメントシステム(ACS)を備えた独立型のハードウェアであり、他のいくつかの主要なACSとの相互運用が可能である。
アドバンスト・オフィスサーバモジュールは、Jungo社のOpenSMBソフトウェアのプラットホーム上で使用することができる。OpenSMBは、従来のタイプのサーバをゲートウェイ上に実装することで、「オフィス・イン・ボックス」型のサポートすべてを提供する。Webサーバ、Eメールサーバ、ftpサーバ、テルネットサーバは、すべてゲートウェイ上で実装されるため、中小企業にとっては、多数の専用サーバを周辺に設置する必要性を取り除きながらも、企業本来のサービス提供が可能である。ファイルアクセス制御コンフィギュレーション、RAID、データバックアップ・復元といった追加サービスを利用すれば、SMBネットワーク機器などに求められる、セキュリティやデータ保全の機能が備わるため、このモジュールを完全に生かすことができる。
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